テクニック=やり方ではありません
暑い日や天候が不安定な日が続いています。
健康に十分に気を付けながら過ごしたいですね。
このオステオパシー研究会を主宰する以前にセミナー講師をしていた時のことです。
受講者の方に、過去に受講されたセミナーを聞きました。
あるテクニックを受講されたとのことでしたので「○○の部位の□□テクニックをして見て下さい」とお願いしてみました。
すると「習ってないのでできません」と答えられました。
不思議に思い、「□□テクニックを受講したんですよね?」と聞き返しました。
すると「はい」と答えられましたが、続いて「○○や××の部位は習っていないのでできません」ということでした。
そこで思ったことは、「テクニックを学んだわけではなく、その部位のやり方を習っただけだな~」ということでした。
テクニックとやり方は、似ていますが異なります。
テクニックを学べば、身体全体のどの部位にでも適用できます。
しかし、やり方の場合は、習った部位しかできないことが多いです。
セラピューティクスの基礎プログラムでは、講義と実習を通して、テクニック、特に本質的な部分を学ぶように構築しています。
これは、私が過去に学んだ先生方から教えられたことが基になっています。
テクニックの基礎及び基本、原理原則、概念などを学ぶことで、身体全体でそのテクニックが使用できるようになると考えられます。
プログラムの形式や日数(時間数)などは、今後、変更が生じる可能性があります。
2022年8月~9月のオステオパシー基礎セミナープログラム開催日程
・オステオパシー的評価:2022年8月28日(日)
・バランステンションテクニック:2022年9月4日(日)
・アティキュレートリーテクニック:2022年9月11日(日)
・オステオパシー概論:2022年9月23日(金)
申し込みの締め切りはセミナー開催日の1週間前までとなります。
セミナーの時間は、11時~16時です。
受講料は、20,000円です。
会場は、リバランス(世田谷区世田谷2-12-11;東急世田谷線上町駅徒歩3分)です。
詳しくは下記のホームページをご覧ください。
伝統的オステオパシー及び古典的オステオパシーでは、上記のようなテクニックを単独及び複合してオステオパシーの実践に使用しています。
頭蓋オステオパシーはテクニックというよりも方法や理論ですが、知っておくことで、臨床で対応できる幅が広がると思われます。
上記のテクニックを学ぶだけでも、オステオパシー臨床では十分に活用できると思われます。
これらは、オステオパシーを実践する上で欠かせない内容であり、基礎及び基本です。
このようなことを知っているか知らないかで、様々なテクニックの修得や臨床での活用及び応用に影響が出てきます。
オステオパシー基礎セミナープログラムは、概論的な要素が強く、各々のプログラムをより学ぶために追加のプログラムも検討しています。
セラピューティクスでは、オステオパシーを学び、身に付け、臨床で活用できるようにするためのプログラムを提供していきます。
今後も様々な内容のプログラムを考えています。
セラピューティクス(Therapeutics)
https://note.com/therapeutics_os
https://ameblo.jp/therapeutics